コロンブスがアメリカを発見した夜の空
1492年10月12日の明け方、ピンタ号の見張り台に登っていた水夫ロドリゴ・デ・トリアナが、36日間待ち望んでいた言葉を叫びました。「ティエラ(陸だ)!」8月3日にパロス・デ・ラ・フロンテーラを出港したクリストファー・コロンブスと乗組員たちは、タイノ族がグアナハニと呼ぶバハマの島に到達したところでした。この星空マップは、歴史の針路を変えたあの夜に大西洋の上空に広がった星々を記録しています——三隻のカラベラ船を大海原の向こうへと導いた、まさにその星々です。
歴史的背景
1492年10月11日から12日にかけての夜、クリストファー・コロンブスの三隻の船上では緊張が限界に達していました。サンタ・マリア号、ピンタ号、ニーニャ号がパロス・デ・ラ・フロンテーラを出発してから5週間が経っていました。出発から33日目の10月10日、コロンブスは3日以内に陸地が見えなければ引き返すと約束しました。
10月11日の夕方、コロンブスは希望の兆しを目にしました。水面に緑の葦と生花の枝が漂っているのが見えました。
10月12日の午前2時頃、ピンタ号の水夫が月明かりに照らされた白い砂浜を目にし「ティエラ!ティエラ!」と叫びました。夜明けとともにコロンブスはボートで上陸し、この島をサン・サルバドールと名付けました。そこで出会ったタイノ族は温かく平和的でした。
コロンブスは確信を持って自分がアジアにいると信じていました。1507年、地図製作者ヴァルトゼーミュラーはこの新大陸に「アメリカ」と名付けました。
1492年10月12日の夜、バハマの上空の星々は格別でした。天の川が南北に輝く帯を描き、現代の光害のない空でしか見ることのできない壮大な眺めでした。その夜二つの世界が同じ星の下で出会いました。その星々はあなたの星空マップの中に今も輝いています。